川の手通りクリニック

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慢性腎臓病

慢性腎臓病とは何らかの原因で腎臓がダメージを受けて血液を浄化する機能が落ちてしまう病気です。腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、腎臓の働きが半分程度に低下しても自覚症状がほとんどありません。
症状を自覚するときには慢性腎臓病は進行しています。日本人では2000万人の慢性腎臓病患者がいるとの統計があり、およそ5人に一人はある程度の慢性腎臓病があると考えられます。
慢性腎臓病が進行すると、末期腎不全となり、透析や腎移植などが必要となります。また慢性腎臓病の患者さんでは 、心不全、脳卒中などの心臓や血管の病気と脂肪のリスクが高いことがわかっています。
日本人の特徴として①塩分摂取量が多い②長寿③ネフロンという腎にある血液清浄化に関わる細胞が少ないという研究結果があります。
日本人は塩分摂取量が多いため、腎臓にダメージを受けやすく、ネフロンが少なく(欧米人100万個にたいし日本人は70万個)、また長寿のために腎臓寿命が生命寿命に対して短く、末期腎不全になりやすいのです。
慢性腎臓病は早期の発見と治療の開始で、進行を抑えて、健康寿命の維持延長を期待できます。
健診などで腎機能異常を指摘された方は是非ご相談ください。